再生可能エネルギーの導入が進むドイツ-2020年の国内電力消費量比の目標は達成の見通し-

(ドイツ)

デュッセルドルフ発

2018年01月26日

連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)とバーデン・ビュルテンベルク州太陽エネルギー・水素研究センター(ZSW)は2017年12月20日、2017年の国内エネルギー概況(速報値)を発表した。再生可能エネルギーが占める割合は、電力消費量ベースで36.1%(2016年:31.6%)、発電量ベースで33.1%(29.0%)と増加した。政府による2020年の目標値である電力消費量比35%を達成する見通しとなった。一方、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で40%削減するという目標については、達成が難しいとの見方が出ており、関連技術のさらなるイノベーションの促進が求められている。

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