NTTドコモとタタの提携解消問題が決着-インド携帯電話業界で再編の動き-

(インド)

ムンバイ発

2017年11月24日

NTTドコモは10月31日、インド財閥タタ・グループの中核企業であるタタ・サンズから、通信事業者タタ・テレサービシズ(TTSL)の株式に係る仲裁裁定金を受領したと発表した。同社とTTSLをめぐる争いは2017年4月に、仲裁裁定を認める判決が下されていた。タタ・グループはNTTドコモとの提携解消を受け、消費者向け携帯電話事業をインド通信最大手バルティ・エアテルへの売却を決めるなど、インド通信業界再編の新たな動きとして注目されている。

ビジネス短信 9d38ca8c50431c49

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