政府、非常事態宣言を2年ぶりに解除
(フランス)
パリ発
2017年11月15日
2015年11月13日のパリ同時テロ事件を受けて発令された非常事態宣言に代わる「治安強化・反テロリズム法」が、10月31日に施行された。これに伴い、非常事態宣言が11月1日、2年ぶりに解除された。2017年に入ってからも10件のテロ事件が発生しているものの、フランス向け航空便の増便や運賃値下げなどにより、米国、ドイツ、中国を中心に外国人観光客数が回復してきている。2017年通年の外国人観光客数は、パリ同時テロ事件以前のピークを超える8,800万~8,900万人に達する見通しだ。
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