カタルーニャ州の首相らを罷免、12月21日に議会選-中央政府、独立宣言で自治権停止に踏み切る-

(スペイン)

マドリード発

2017年10月30日

スペイン政府は10月27~28日にカタルーニャ州の自治権停止に係る法令を相次いで公布し、カルラス・プチデモン州首相や州閣僚を罷免したほか、州議会を解散し12月21日に選挙を実施すると公示した。10月27日午後に州議会で独立宣言が可決された後、議会上院が同州に対する自治権停止措置を承認したことを受け、憲法155条に基づく自治州の権限停止が初めて実行された。政府は州議会の正常化を図ることで自治権停止の期間を最小限にとどめる意向だ。

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