指定商業銀行で高まる不良債権比率、RBIが対応策

(インド)

ムンバイ発

2017年07月24日

インド準備銀行(中央銀行、RBI)は6月30日発表の「金融安定報告書」で、指定商業銀行の不良債権比率が2017年3月時点で9.6%に達したことを明らかにした。不良債権による金融機関の融資力低下が経済に悪影響を及ぼすと懸念されており、RBIは倒産・破産法に基づいた処理が必要な大口債務者を特定して市中銀行に問題解決を促すなど、不良債権処理を進めている。

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