皇太子が交代、国内の改革加速が狙いか

(サウジアラビア)

リヤド発

2017年07月03日

ラマダン(断食月)の終盤、イスラム暦で最も聖なる日の6月21日未明に突如、ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子を皇太子とする旨の国王勅令が発表された。サルマン国王は大規模な省庁改編と王族・閣僚の大胆な若返り人事、そして「サウジ・ビジョン2030」による経済・社会改革を矢継ぎ早に進めてきており、今回の皇太子人事の背景にも改革を加速させる狙いがあるとみられている。

ビジネス短信 738475e4a0de509e

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