実行額が17年連続でプラスを維持(上海市)-2016年の対中直接投資動向(4)-

(中国)

上海発

2017年05月09日

 上海市の2016年の対内直接投資額(実行ベース)は前年比0.3%増加し、17年連続プラスの伸び率を維持した。製造業への投資が細る中、サービス業を中心とする第三次産業の実行額が全体の88.2%に高まった。国・地域別の投資をみると、大幅に減少したシンガポールや米国とは対照的に、欧州が急増した。日本からの投資は4年連続で減少したものの、上海市商務委員会は今後再び拡大するとみている。

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