大統領選決選投票で与党のモレノ氏が勝利-わずか2ポイント差、今後の政権運営に不安も-

(エクアドル)

ボゴタ発

2017年04月06日

 4月2日に決選投票が行われたエクアドル大統領選挙は、現職のコレア大統領の後継候補で、与党のレニン・モレノ前副大統領が勝利した。選挙管理委員会の発表によると、開票率約99.65%の時点で、モレノ氏の得票数は505万7,149票(51.16%)と野党で中道右派のギジェルモ・ラッソ氏の482万7,753票(48.84%)を上回ったが、その差はわずか2.32ポイントだった。ラッソ氏は選挙に不正があったとして集計作業のやり直しを求めていたが、選挙管理委員会の発表でモレノ氏の当選が確定した。5月24日に就任の予定で、任期は4年。

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