下院選挙で最大与党が第1党、自由党は第2党に-連立政権に向けて交渉へ-

(オランダ)

アムステルダム発

2017年03月17日

 3月15日に行われたオランダ下院選挙の投票率は80.2%と、2012年の前回選挙の74.6%を上回った。一部の投票所では投票用紙の不足や午後9時の投票締め切り時間でも投票所に入れない有権者が列をつくるなどの混乱もあった。オランダ放送協会(NOS)などがまとめた暫定結果によると、最大与党の自由民主国民党(VVD)が第1党となり、反イスラムとEU離脱を訴える自由党(PVV)は第2党にとどまる見込みで、オランダ発の反EU機運の拡大に対する懸念は当面、払拭(ふっしょく)された。なお、選挙委員会による正式な選挙結果は3月21日に発表される予定。

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