世界銀行は6.9%成長と予測も、賃金上昇を懸念-2017年の経済見通し-
(カンボジア)
プノンペン発、アジア大洋州課
2017年03月27日
世界銀行は、カンボジアの2016年の実質GDP成長率を7.0%、2017年は6.9%と予測している。好調な縫製品輸出と建設業、観光業、農業が2017年も経済成長を牽引するとしている。しかし、最低賃金の引き上げや、欧米市場などで保護主義的政策が取られれば輸出産業が打撃を受けることから、フン・セン首相は「楽観視はできない」としている。
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