厳しい外貨不足もIMFは7.5%成長見込む-2017年の経済見通し-

(エチオピア)

アディスアベバ発

2017年02月22日

 エチオピアでは国家非常事態宣言(2016年10月発令)が続いているが、国内で大きな騒乱はなく、2017年1月末にはアフリカ連合(AU)総会も首都アディスアベバで実施された。港湾国家ジブチとエチオピアを結ぶ鉄道の営業が近く開始される予定で、物流事情の改善が見込まれる。南部の主要都市にあるハワッサ工業団地では、縫製・繊維企業が集積し、早期稼働と輸出増に期待が集まる。他方、外貨事情はすぐの改善は見込めないが、IMFは2017年の実質GDP成長率を7.5%としている。

ビジネス短信 f57e244b6faf66a0

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