労務問題が投資リスクに浮上-インド進出日系企業の労務事情(1)-

(インド)

アジア大洋州課、チェンナイ、ニューデリー発

2017年02月10日

 インド進出日系企業は1,300社を超えた。業種の多様化が進む一方、大企業を親会社とする現地法人が8割を超え、中小企業の進出割合は他のアジア諸国に比べ低い。インドのビジネスリスクとして、インフラの未整備や税務・行政手続きの煩雑さが指摘される中、近年クローズアップされるようになったのが労務問題だ。2016年9月に実施したヒアリング調査などを基に、進出日系企業を取り巻く労務事情を4回に分けて報告する。1回目は賃金や採用について。

ビジネス短信 e3b3cba637189f37

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