構造改革で投資は鈍化、消費は2桁の伸びを維持-2016年の中国のマクロ経済統計(2)-
(中国)
北京発
2017年01月31日
中国の2016年の実質GDP成長率は前年比6.7%と1990年以来の低い水準となったが、政府目標の6.5~7.0%の範囲内で安定成長を遂げている。主な経済指標をみると、工業生産が6.0%増、投資が8.1%増、消費が10.4%増となった。政府の進める供給側(サプライサイド)の構造改革などを背景に、2015年と比べるといずれの伸びも鈍化したが、それでも消費は2桁の伸びを維持している。連載の後編。
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