香港・深セン株取引の相互乗り入れが開始-スタートは低調、2017年後半には活況との見方も-

(香港、中国)

香港発

2016年12月28日

 香港証券取引所と深セン証券取引所は12月5日、上場株の売買注文を取り次ぐ株式取引の相互乗り入れ(深港通)を開始した。2014年11月に始まった上海、香港両証券取引所間の相互取引(滬港通)に続く、香港と中国本土間の株式相互取引第2弾となった。「深港通」により、国際金融センターおよびオフショア人民元センターとしての香港の地位の向上と人民元の国際化、本土の資本市場改革の促進が期待されているが、取引状況は低調なスタートとなっている。

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