従業員研修に人的資源開発基金を活用-マレーシアの労務事情(4)-

(マレーシア)

アジア大洋州課

2016年12月02日

 2020年の先進国入りを目指すマレーシアは、技術集約型の産業高度化を進める。そのためには、最新かつ熟練した技術と知識を身に付けた労働力が不可欠だ。政府は、こうした人的資本の開発を目的として、1993年に人的資源開発基金法を施行し、基金から企業による従業員教育に助成金を給付し、研修などの能力開発の促進を図っている。連載の最終回。

ビジネス短信 5de04830c5ae5088

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