様子見姿勢ながら中国傾斜の動きも-2016年米国大統領選挙の見方-

(マレーシア、米国)

クアラルンプール発

2016年11月24日

 トランプ氏が米国大統領選挙に勝利したことを受けて、マレーシア国内では保護主義的な姿勢などへ警戒感を示しつつも、現状は様子見が妥当とする論調が一般的だ。実際に保護主義的な政策が実行に移されれば、マレーシアの主力輸出品の半導体産業には強い逆風となる。マレーシアは、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定からの米国脱退に備えて、中国との関係に重心を傾ける動きもみせている。

ビジネス短信 cd5efc2907071e53

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