「地方合計」が非金融類の8割近く占める-2015年の中国企業の対外直接投資動向-

(中国)

北京発

2016年11月11日

 2015年の中国の対外直接投資(フロー、ネット)を業種別に寄与度でみると、製造業、金融、情報・コンピュータサービス・ソフトウエアなどが目立った。一方、鉱業はマイナスの寄与で最大の押し下げ要因となった。金融を除く非金融類の直接投資では、地方企業の投資を指す「地方合計」が936億ドルとなり、中央国有企業の投資を指すとされる「中央合計」(278億ドル)を大きく上回り、全体の8割近くに達した。連載の後編。

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