上海電気集団、ドイツの航空機設備メーカーを買収-アジア企業の欧州ビジネス戦略-

(中国、ドイツ)

上海発

2016年11月11日

 上海電気集団はドイツの航空機設備メーカーを買収した。新たな収益源を求め、航空産業に進出する。中国では、欧州のエアバスや米国のボーイングが組立工場や引き渡しセンターの建設を進めているほか、中国政府も自ら航空機エンジンやジェット旅客機の自主開発を推進している。中国企業は、高速鉄道や原子力発電などに続いて航空機分野でも、日本の新たなライバルとして浮上している。

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