第2四半期のGDP成長率は前年同期比2.5%-内需が牽引、鉱工業は伸び悩む-
(メキシコ)
メキシコ発
2016年09月13日
第2四半期の実質GDP成長率は前年同期比2.5%だった。鉱業部門のGDPは石油生産の落ち込みや価格低下が響き4.3%減少したが、建設部門は持ち直して3.1%増と2期連続のプラスになった。製造業は1.6%増だったが、うち完成車は4.8%減と2期連続のマイナスで、鉱工業分野全体では1.0%増とわずかな伸びにとどまった。サービス業は構成比の高い商業が2.3%増と伸びがやや鈍ったものの、通信・マスメディアや金融・保険が好調で、全体では3.2%増となった。
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