モロッコ国王、アフリカ連合への復帰の意向表明－サハラ・アラブ民主共和国の加盟資格停止を要求－

　第27回アフリカ連合（AU）首脳会議が7月10～18日、ルワンダの首都キガリで開催された。同会議向けにモロッコ国王モハメッド6世は7月17日、同国のAU復帰の意向を表明するメッセージを送った。同メッセージは、西サハラの「サハラ・アラブ民主共和国」のAU加盟資格の停止を求めており、これを受け翌18日に、AU加盟54ヵ国の過半数に達する28ヵ国が連名で、西サハラの資格停止に向けた動議を提出した。