オランド大統領、非常事態宣言を6ヵ月延長-ニースのテロ事件を受け-

(フランス)

パリ発

2016年07月19日

 フランス南部のニース市で7月14日夜、群衆にトラックが突入し、84人が死亡、200人以上が負傷したテロ事件を受け、オランド大統領は7月15日未明、1万人の兵士や警官を動員した厳重厳戒体制を維持するとともに、非常事態宣言を3ヵ月延長する方針を示した(7月19日になり、6ヵ月延長に変更)。観光都市ニースでは既に、ホテル予約のキャンセルなど影響が出ている。ただし、こうした影響がフランス経済全体にどの程度広がるかは不透明で、パリ市内の公共交通機関は通常どおり運行されている。

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