汎用品を移管、高付加価値製品の現地生産は拡大の動き-「産業立地はどう変わるか」電気・電子産業編(1)-
(中国、アジア)
広州発
2016年05月16日
広東省は中国でも最大規模の電気・電子関連企業の集積地だが、人件費を含むコスト上昇などにより、日系企業の投資は減少傾向にあり、汎用品についてはASEANへの生産移管を検討する企業も多い。一方で、同省はサプライチェーンに優位性を持ち、中国国内市場も拡大していることから、高付加価値製品の生産は拡大する傾向にある。様変わりしつつある、アジアの電気・電子産業立地の今を、7回に分けて報告する。1回目は中国の現状について。
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