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すしの実演やマグロ解体ショーでアピール-世界最大級の水産品見本市開催-

(ベルギー)

ブリュッセル発

2016年05月31日

 世界最大級の水産品見本市「シーフード・エキスポ・グローバル(SEG)」が4月26~28日にベルギー・ブリュッセルで開催された。多数の日本企業が参加したジャパンパビリオンでは、にぎりずし、巻きずしづくりの実演やマグロの解体ショーなどを行った。参加企業は2015年同様、ハマチやかまぼこ、ノリ、モズクなどのほか、マグロやかつお節、うなぎ、すし関連食材をアピールした。

80ヵ国・地域から1,664社が出展>

 201642628日の3日間、ブリュッセルで開催されたシーフード・エキスポ・グローバル(SEG)で、ジェトロは水産品のEU向け輸出拡大を狙う日本企業を募り、3回目となるジャパンパビリオンを設置した(出展企業は表1のとおり)。来場者数や出展者数、会場面積ともに世界最大級の規模を誇るSEGには、今回は世界80ヵ国・地域から、1,664社が出展し、地域パビリオン数は73に上った。

表1 SEGのジャパンパビリオンに出展した企業および出展品目

 ジャパンパビリオンでは、日本産の水産品を味わってもらい、商談促進につなげようと、例年好評のすしの実演に加えマグロの解体ショーを行った。True World Japanから提供された約40キロの完全養殖マグロのほか、森松水産冷凍が提供したハマチ、アスラポート・ダイニングとNTC Wismettac Europe B.V.が提供したホタテやうなぎのかば焼きなどをネタに、在ブリュッセル日本食レストラン「のんべえ大学」のシェフ末次庸介氏がにぎりずしと巻きずしの実演を行った。

写真 マグロの解体ショーに集まる来場者(ジェトロ撮影)
写真 来場者でにぎわうジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

EUへのブリやハマチの輸出が拡大>

 農林水産省の統計によると、日本からEUへの水産物の2015年の輸出額は前年比で35.4%増加し、約73億円となった(図参照)。日本からEUに最も多く輸出されている品目はホタテだが、近年の日本食ブームを背景にブリやハマチが大きく増加している(表2参照、注)。

 

 ちなみに、見本市会場での聞き取りによると、オーストラリア産のヒラマサが「ハマチ」としてEUで流通しており、その背景としては、ブリ属のハマチとヒラマサはともに「yellowtail」と呼ばれ、魚の呼称に明確な定義が存在しないことが挙げられるという。今後、日本産のハマチをより広くEUで流通させる上で、他国から輸入されているブリ属の他の魚(ヒラマサ、カンパチなど)と差別化し、日本産であることを強くアピールしていくことが課題だろう。

図 日本産水産物の対EU輸出の推移
表2 ブリ属の魚(生・蔵・凍)の輸入

(注)「ハマチ」には固有の輸出入コードが使用されておらず、統計上「ブリ」として扱われている。

 

(大中登紀子)

(ベルギー)

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