中国集中リスクの軽減目指し現地事業を拡大へ-「産業立地はどう変わるか」自動車・同部品産業編(7)-

(ベトナム、アジア)

ハノイ発

2016年04月20日

 2015年の日本から製造業分野への投資は前年に引き続き小型化が目立ち、自動車・同部品関連では「チャイナプラスワン」などによる中小規模の投資が中心となった。在ベトナム日系企業アンケートでも、中国集中リスクの軽減を理由に、当地で事業拡大を志向する企業が多数を占めた。他方、当地の自動車市場の規模を考慮すると、当面は労働集約型の部品産業の輸出拠点などとして進出の可能性が見込まれる。

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