ヒートポンプを集中制御し電力需給調整へ-電力安定供給に貢献する次世代エネルギー技術(6)-

(英国)

ロンドン発、欧州ロシアCIS課

2016年02月17日

 英国は低炭素社会の実現のため、住宅用の暖房・給湯分野でヒートポンプの普及を進めている。一方、ヒートポンプの普及は電力需要のピークの上昇につながり、将来的に電力需給バランスの確保が困難になることが予想される。日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は日立製作所、ダイキン工業、みずほ銀行と共同で、マンチェスターでのスマートコミュニティー実証事業を実施しており、各住宅のヒートポンプを集約制御し電力需給を調整する新たな技術の確立を目指す。英国編の最終回。

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