2016年修正予算案を発表、財政規律重視で歳出削減-経済環境の急速な悪化に対応-

(マレーシア)

クアラルンプール発

2016年02月16日

 マレーシア政府は1月28日、当初の2016年予算案策定時から想定原油価格中心に経済環境が大きく悪化したことに伴い、最大で約90億リンギ(約2,430億円、1リンギ=約27円)の歳出削減になる2016年修正予算案を発表した。家計支援策のほか、歳出節減の観点から一部開発計画が延期される中、日本政府や企業の関心が高いクアラルンプール~シンガポール間の高速鉄道計画は継続の方向だ。

ビジネス短信 0c5cd16289fce507

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