経済停滞の可能性高く、後半以降の回復に期待-2016年の経済見通し-

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2016年01月06日

 アルゼンチンでは12月10日にマクリ新政権が発足し、経済回復に向けた改革が始まる。前政権が編成した国家予算書案によると、2015年の実質GDP成長率見通しを2.3%、2016年の見通しを3.0%のプラス成長としているが、実際は厳しいとの見方が多い。民間調査会社エコラティーナは、2016年は1.4%のマイナス成長になると予想している。新政権による経済改革の実施で短期的には経済停滞が予想されるが、痛みを伴う改革が成功を収めれば、中長期的には経済回復に向けた道筋もみえてくるだろう。

ビジネス短信 d5abc8089bf351c0

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