IMF、債務支払い延滞国への融資継続を可能に-ウクライナを念頭に方針変更、ロシアは反発-

(ウクライナ、ロシア)

欧州ロシアCIS課

2015年12月16日

 IMFは12月10日、債務支払いの延滞国に対する融資方針の変更を発表した。これまでの「公的債務の返済に遅延が生じている国に対する追加の金融支援は実施しない」という方針を変更し、今後は支払いに遅延が生じていても、一定の条件の下に金融支援を継続できることとした。新方針が最初に適用されるのはウクライナの見込みだが、ロシアはこの方針変更に強く反発している。

ビジネス短信 73b14107dc82f59b

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