メルク米国法人、TTIPで欧州委担当委員に意見書

(ドイツ、米国、EU)

ブリュッセル事務所

2015年11月25日

 ドイツの化学・医薬品大手メルク傘下の米国法人EMDセローノは、欧州委員会のセシリア・マルムストロム委員(通商担当)に「EU・米国間の包括的貿易投資協定(TTIP)」に対する強い期待を表明する意見書(10月20日付)を提出した。その中で、同社は「環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉の妥結が世界貿易の新たな推進力になる」とした上で、TTIPは行政当局の緊密な連携を実現し、新薬の迅速な供給と安全性維持に貢献する、との考えを示した。

ビジネス短信 5bdc1590f23d08e8

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