5年後の海洋エネルギー商業化に取り組む
(チリ)
サンティアゴ事務所
2015年11月10日
サンティアゴ市内で10月7~9日に開催された環境展示会・フォーラム「エキスポ・アンビエンタル2015」で、海洋エネルギーが紹介された。チリは潜在的な波力発電能力が240ギガワット(GW)といわれる海洋エネルギーの宝庫だが、本格的な開発はこれからだ。この商機を見据え、2014年には英国が「チリ海洋エネルギー開発に関する提言書」を作成した。また、2015年6月にはチリ海洋エネルギー研究所がフランスと合同で設立された。海洋エネルギーの本格的な商業化には約5年を要するといわれる中で、チリの動向が注目される。
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