欧米系外資では英国のテスコに存在感-欧米および地場系流通企業の新興国戦略-

(マレーシア)

クアラルンプール事務所

2015年09月15日

 マレーシアの小売市場は、良好な雇用・所得環境に支えられて順調な拡大を続けている。日本やアジアを含めた外資系企業がマレーシア小売市場で高いシェアを有するが、欧米外資系の存在感は薄く、英国のテスコが目立つ程度だ。上位の外資系を除くと、コンビニエンスストアを展開するセブン-イレブン(ベルジャヤグループ)を筆頭に、地場企業が小売市場のパイを分け合う構図だ。

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