ギリシャが事実上のデフォルト状態に突入、双方とも主張を譲らず

(EU、ユーロ圏、ギリシャ)

ブリュッセル事務所

2015年07月03日

 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は、7月1日にも電話会議形式で臨時開催されたが、ギリシャ政府が国民投票でEU側の財政改革案を受け入れないように呼び掛けたことに反発。ギリシャの政治情勢に業を煮やす格好で、あらためて金融支援延長には応じない姿勢を明確にした。他方、IMFはギリシャの延滞〔事実上のデフォルト(債務不履行)〕を認めたが、最終的にはメンバー国であるギリシャの債務問題の解決が目標としている。

ビジネス短信 0ef5c5e0d3fe58c1

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