SSE、石炭火力発電所の廃止を発表-課税強化により採算性が悪化-

(英国)

ロンドン事務所

2015年06月19日

 エネルギー大手SSEは5月20日、イングランド北部にある石炭火力のフェリーブリッジ発電所を2016年3月までに廃止すると発表した。炭素価格下限制度と呼ばれる火力発電への課税制度によって、石炭火力発電の採算性が悪化していることが理由。3月には、スコティッシュ・パワーがスコットランド中部のロンガネット発電所を同じく2016年3月までに閉鎖すると発表しており、英国では今後、石炭火力発電所の閉鎖が相次ぐ。

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