エネルギーインフラの弱点を長期計画で克服-「4年ごとの見直し報告書」第1弾の概要-

(米国)

ニューヨーク事務所

2015年06月17日

 「4年ごとのエネルギー見直し(QER)」の報告書をまとめたエネルギー省(DOE)長官相談役兼エネルギー政策・システム分析局長のメラニー・ケンダーダイン氏が5月7日、ワシントンでの講演で、4月21日に発表した第1弾報告書の要点を解説した。「伝送・貯蓄・配分」に関わるインフラに焦点を当てたと強調し、電力系統を含め天災などに脆弱(ぜいじゃく)なインフラ、シェール革命の影響を受け変革を迫られているインフラについて重点的に説明した。議会や産業界からは報告書を評価する声が相次いだが、識者は政策提言の実行段階が正念場とみている。

ビジネス短信 1e173d7a0caa2ece

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