新しい調達・報酬方式が登場し参画者も多様化-米国PPP市場の現状(3)-
(米国)
ニューヨーク事務所
2015年05月27日
米国では、有料道路の官民連携(PPP)プロジェクトが金融危機の余波で相次いで破綻したことを受け、報酬方式の主流は、事業者の通行料収入変動リスクを官側が引き受ける方式に変わってきている。また、かつては既存施設の長期リースに焦点が当てられていたが、最近は新規施設が増加するなど過去10年で市場の成熟が進み、対象セクターや調達方式、参画者などが多様化している。連載3回目はこうした最近の動向とその傾向について紹介する。
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