ライフサイエンス分野のスタートアップ企業を支援−シェア型研究施設ラボセントラルの取り組み−

　実験スペースや高価な機材を必要とするライフサイエンス分野では、スタートアップ企業にとって資金面での参入障壁が高い。マサチューセッツ州ボストンのラボセントラル（LabCentral）は、この分野のスタートアップ企業を入居対象とするシェア型の研究施設だ。実験スペースや機材の貸与に加え、新たな資材購入や会計に係る支援など、スタートアップ企業が比較的安価に研究に集中できる環境を提供し、人気を集めている。ラボセントラル運営部門副社長のマギー・オトゥール氏へのインタビュー（3月3日）などを基に、同施設の事業内容を紹介する。