2014年の実質GDP成長率は0.1%−2009年以来の低水準、経済低迷で厳しい状況続く−
(ブラジル)
サンパウロ事務所
2015年04月20日
ブラジル地理統計院(IBGE)は3月27日、2014年の実質GDP成長率を0.1%と発表した。これは、リーマン・ショックの余波で2009年にマイナス0.2%の成長率を記録して以来の低水準だ。農畜産業やサービス業は辛うじてプラスを保ったものの、工業はマイナス1.2%となった。中間層の購買力にも陰りがみられ、個人消費の伸びもわずかだった。2015年はマイナス成長が予測されており、さらに厳しい1年となりそうだ。
ビジネス短信 5530b4e1f26e8