ハメネイ最高指導者、最終合意時点での制裁解除を求める

(イラン)

テヘラン事務所

2015年04月16日

ハメネイ最高指導者は4月10日、「米国との核協議は決して楽観的ではないが、交渉を支援する」と述べる一方で、最終合意の日に制裁を解除するよう求めた。イランと国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6ヵ国(P5+1)との協議が再開されるが、最大の課題であるウラン濃縮活動や制裁解除をはじめとして大きな見解の相違があり、6月末までの最終合意を目指す交渉は再び難航する可能性がある。

ビジネス短信 552e2065059d8

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