欧米など主要国からの投資減少で伸び率が鈍化-2014年の対中直接投資動向(1)-

(中国)

北京事務所

2015年04月28日

 2014年の中国に対する直接投資実行額は前年比1.7%増の1,196億ドルと、2年連続で増加したものの、伸び率は2013年の5.3%を下回り、政府の目標値である1,217億ドルには達しなかった。業種別にみると、製造業は12.3%減だった一方、非製造業は不動産に牽引され11.0%増となった。国・地域別では日欧米など主要国・地域からの投資が軒並み減少する中、香港は9.5%増となりシェアも7割超に拡大した。16回シリーズの1回目。

ビジネス短信 552b58428e940

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