核協議、イランとP5+1が枠組み合意−イランの核開発は大幅に制限−

(イラン)

テヘラン事務所

2015年04月07日

イランと国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6ヵ国(P5+1)は4月2日、スイス・ローザンヌにおいて核協議の枠組み合意に達し、共同声明を採択した。声明は、モゲリーニEU外務・安全保障政策上級代表およびイランのザリフ外相による共同記者会見で読み上げられた。イランの核開発計画は大幅に制限されるが、イランが約束を順守すれば見返りとして、国連安保理決議、米国とEUによる制裁が解除される見通しとなった。今後は枠組み合意の条件に基づき、6月30日までに共同包括行動計画(JCPOA)の詳細作成を目指す。

ビジネス短信 55220f28d4288

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