中央政府が4自由貿易試験区の統一ネガティブリストを実施へ

中国政府は、2014年12月に設立を決定した福建省、広東省、天津市の自由貿易試験区で中国（上海）自由貿易試験区と統一した外資投資のネガティブリストを実施する方針で、国家発展改革委員会が2015年版の統一ネガティブリストを制定作業中であることが明らかになった。これまで中国（上海）自由貿易試験区で施行された2013年版と2014年版のネガティブリストは上海市政府が制定したものだったが、制定中の全国統一のネガティブリストは、中国政府が積極的に推進している米中投資協定（BIT）など一連の通商協定の重要な交渉材料として位置付けられている。