2014年後半の物価と為替レートは安定的に推移、政情不安が懸念材料
ダッカ事務所
2015年03月26日
2014年後半(2014年7〜12月)のマクロ経済指標、輸出入統計がバングラデシュ中央銀行より発表された。同期間の消費者物価指数(CPI)上昇率は落ち着き、為替レートも安定的に推移している。一方、輸出が微増だったのに対して輸入が大幅に増加し、貿易赤字が拡大した。そのため、海外労働者による送金は増加したものの、経常収支は赤字に転落した。比較的健全とみられるバングラデシュ経済だが、政情不安が安定成長に水を差すことが懸念される。
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