外資の固定資産投資が2年続けて減少−2014年の対シンガポール投資(1)−

(シンガポール)

シンガポール事務所

2015年03月02日

内外企業による2014年の固定資産投資額(FAI)は118億シンガポール・ドル(約1兆384億円、Sドル、1Sドル=約88円)と、前年比2.4%減少した。FAIは2012年に過去最高水準に達して以降、2年続けて減少傾向にあり、2015年もさらに落ち込む見通しだ。この理由について政府は、外国人雇用規制を強化する一方、労働生産性の向上を図るという経済成長モデルの転換を進めており、投資誘致対象をそうしたモデルに合うよう絞り込んでいるためと説明している。2014年の外資投資動向を2回に分けて報告する。

ビジネス短信 54efc1ba39210

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