2014年の対内直接投資は過去最高を更新
ジャカルタ事務所
2015年02月13日
インドネシア投資調整庁(BKPM)が1月28日に発表した投資統計によると、2014年の対内直接投資額(実行ベースでの外国投資、国内投資の合計)は、前年比16.2%増の463兆1,000億ルピア(約4兆3,531億円、1ルピア=約0.0094円)だった。外国投資は13.5%増の307兆ルピア、国内投資は21.8%増の156兆1,000億ルピアとなり、ともに過去最高を更新した。ただし、外国投資のドルベースでは2013年夏ごろから続くルピア安の影響で、0.3%減の285億2,970万ドルと2013年とほぼ同じ水準となっている。日本からの投資は自動車メーカーによる大型投資に一服感がみられ、2013年の首位から2位へ後退したものの、金額は2012年を1割上回った。
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