供給量は需要の7〜8割、天然ガス開発も遅延−アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(10)−
ダッカ事務所
2015年02月09日
バングラデシュでは電化率が55%と低い上、電力需要の7〜8割しか足りていない。発電燃料の約8割を占める天然ガスの開発も進んでいないため、不足分を輸入の液化天然ガス(LNG)や石炭で補うことが急務となっている。政府は2018年までに発電容量を1万1,000メガワット(MW)増強する目標を定めているが、短期的には電力料金の値上げが懸念されている。
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