ジャワ・バリでも2017年には電力不足との予測も−アジア・オセアニア各国の電力事情と政策(9)−

(インドネシア)

ジャカルタ事務所

2015年02月06日

好調な経済成長をさらに上回る電力需要の伸びが見込まれており、新たな電源開発の必要に迫られている。既に電力の足りない地域があり、人口の集中するジャワ・バリ島でも2017年には電力不足に陥るとの予測もある。今後、発電容量を年間1割増強する必要があり、政府は独立系発電事業者(IPP)の事業参入を促している。また、発電・送電・配電における外資出資制限を緩和して外資呼び込みを図っているものの、土地収用や複雑な許認可が課題となっている。

ビジネス短信 54d08bad858b8

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