2014年のGDP成長率は7.4%に鈍化

(中国)

北京事務所

2015年01月27日

国家統計局の1月20日の発表によると、2014年の実質GDP成長率は7.4%で1990年(3.8%)以来の低い水準となった。不動産市場の低迷を受けた投資の鈍化、中国政府の推進する生産能力過剰解消などの改革が背景にある。成長率は2013年よりも0.3ポイント鈍化したが、中国政府は、経済は「新常態(ニューノーマル)」の下、安定成長を維持したと評価し、政府目標の「7.5%前後」は達成したといえる、としている。四半期ベースでは、第1四半期7.4%、第2四半期7.5%、第3四半期7.3%、第4四半期7.3%となった。

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