工業分野の揮発性有機化合物の排出削減に今後の重点−上海市担当者による大気汚染防止政策解説(3)−

(中国)

上海事務所

2015年01月16日

上海市では、1990年代から大気汚染対策に取り組んできた。これまでは、二酸化硫黄(SO2)、窒素酸化物(NOx)、粒子状物質などの排出削減対策を講じてきたが、今後は「上海市清潔空気行動計画」の重点事業として、揮発性有機化合物(VOC)対策が進められる。同市当局担当者の解説からこれまでの大気汚染対策と、VOC排出の現状と排出削減対策について紹介する。連載の最終回。

ビジネス短信 54b62adccec98

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