米大統領令でクリミア地域への制裁を強化

(米国、ロシア、ウクライナ)

ニューヨーク事務所

2015年01月05日

オバマ大統領は2014年12月19日、ウクライナ問題に関して大統領令に基づき、ウクライナ南部クリミア地域に対する経済制裁を強化した。米国の個人・法人による同地域への新規投資の禁止と、米国との輸出入の全面的な禁止が主な内容だ。また、大統領令は財務長官に対して、ウクライナ情勢の不安定化を助長する個人・法人の在米資産を凍結し、米国への入国を禁止する権限を与えている。財務長官は同権限に基づき24の個人・法人を制裁対象に特定した。

ビジネス短信 549ba16261a80

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。