中銀総裁の交代で為替管理はより厳格に−政府が市場介入姿勢強める動き(2)−

(アルゼンチン)

サンパウロ事務所

2014年12月11日

アルゼンチン政府は、闇両替に対して厳しく対処する方針を示している。2014年10月に中央銀行総裁に就任したアレハンドロ・バノリ氏の下、両替所、銀行、証券会社などを対象とした取り締まりを実施した。これにより、非公式レートの両替は一時的に沈静化するとみる向きもあるが、今後は債務返済、輸出減少、経済活動の低下などさらに厳しい状況でのかじ取りが求められるとみられる。連載の後編。

ビジネス短信 54852f3a86088

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